なぜ・・・

雑談中出た「なぜただ漠然と観て帰ってこれない?」に少しずつ真相が明らかになっていく。
声をかけられやすいという事があるようだ。公演先で「別の公演場所にもいましたよね?」って
そんなに声かけるものかね?俺はないし、(男だからかけづらい・・・良子ちゃんもないって)
俺も別会場で「あっあの人、こないだ見かけた」とは思うものの、声をかけるところまでは
いかない。それになるべく誰とも接触しないようにものすごいスピードで帰っていく。
「お疲れ様でした」というあいさつもままならないスピードで帰っていく。
相手がこうしたからといっていちいち全部反応はしていられないし、早く出たい理由もある。
なんにしても、芝居を見るという行為のみ行えばいいのに、どうも違うようだ。
そこで捕まって、何か話しすると、どういうわけか影響力があるらしい・・・。
ので話しはしないし、当然他のお客さんとも話しをしない。


よっぽど声をかけやすい何かがあるようだ。とはいえ、俺も東京とか行った帰りなどは
もう枯れてしまったドライフラワー(ドライフラワー自体枯れているのだが・・・)
のおばさんに声をかけられる事が多い。いろいろと食べ物もらったり
一緒にご飯食べましょうと誘われたり・・・、いったいどうして?と思っているがそれと同じだろうか?
声をかけてくるおばさんにもう怖いものはないのか、とても太刀打ちできない。
もう失う物はないというより、いろんな物を失ってしまったおばさんは圧倒的に強い。
なれなれしさ、下品さ、声の大きさ、どれを取っても大迫力だ。ああはなりたくないし見たくないが
そうなってしまうのはなぜだろう?別の会場で見かけた=なれなれしい、にはならないが・・・。


何が厄介かというと劇団崩壊(大げさではないよ)。俺はいくつも見てきた。
内部ごっちゃごちゃにされて消えていく劇団を。俺の場合、気軽な気持ちで客演頼んだりしないし
劇団内部に他劇団を入れることはない。でもダメになってくとこはそういう事が行われている。
結局は超歌劇団では、それがまったく出来ないので、近づいてはこない。
それに信頼関係がなきゃ出来ることではない。そして俺が知ってる情報が例え間違っているかも
しれないが、今までそういう風にしてきて、それを望まずに来て今の形があるのだから、
これからもこの形でやっていく。スタイルは変えない。つまりは必要ないって事だ。
触れてはいけない者たちが、俺に、劇団員に声をかけようものなら、排除する。
全面戦争になっても構わない(これは大げさ)。断固たる決意を持って団員を守るし劇団を守る。