観劇体感した事を素直に書く(とこうなる)

スノドカフェで「馬面男と動物園」を観てきた。


これから書く事は、現実に起こった事。
自分の感想や憶測ではない事を先に言っとく。


この芝居を観る予定ではなかった。
公演する事も誰が演出して、誰が出るかなんて
まったく興味もなかった。
この芝居のチケット販売開始頃、電話が
かかって来て、「前回の超歌劇団の芝居、
大変面白かったです。ぜひ自分たちの芝居を
うるけんさんに観てもらいたいです。招待
するので来てください。」
そういう事ならと観に行く事になった。
次の日、また電話連絡があって
チケット管理は自分じゃない、
席の予約は自分でしてほしい、
と言われて、「ん、なんかおかしい」
と感じたが、観に行くと決めたので、
仕方なく、自分でメール連絡。
メールで返信が来て受諾された。
この段階で気付くべきだった。
招待ではなく、自分でチケットを予約している
事を。元々行く気のない芝居を観に行く、
自腹で。翌日、完売したと書いてあった。


で、この団体の制作誰だっけ?


フェイスブックにいろいろ書いてる。
「この芝居は試演会、公開リハーサル」
「大分の美術館が本公演」
「日本を代表する作品」
「公演前はナーバスになり、
話しかけると殴る」
「招待じゃないとかで呼び出すな」


当日会場へ。19時28分、間に合った。
入口が混雑してると思ったら、お客さんと
受付がもめてる。パンフレットをテーブルに
叩きつけてる。店長らしき人が話ししてる。
次のお客さんも何かあったようだ。俺は
大丈夫かな?すんなり入れた。二千五百円
払った。中に入ると俺は連れが席を確保して
くれてたので、立ち見ではなかった。
結構な人数立ち見だった。予約して入って
ワンドリンク片手に立ち見。開演15分押し。
自分の席は舞台から1番遠い。はじまって
約10分、全く見えない。声がスピーカーから
出ているので、録音流してると思ったが、
お客さんの脇から女の人のあごが見える。
「舞台に誰かいたのか」
とにかく何も見えない。ワンシーン見えない
ではなく、ほぼ何も見えない。床で
芝居が行われる。ほぼ何も見えない。
さくらが仕込まれてて、やり取りしてる。
会話が成立してるとは思えなかった。
芝居も中盤に差し掛かった頃、お客さん
五人程眠ている。
とにかく、カミカミのセリフ。
台本覚えた?手でリズムを取りながら
思い出し思い出しでカミカミのセリフ。
そういえば、役者が「僕は役者を演じ、
あなたがたはお客を演じろ」みたいな
事を言ってたな。白い幕をスタッフが
下ろしてた。馬面男登場。謎の遊び、
コオロギ遊び。思い出回収屋さんが
貝を回収しにきたので、「この芝居を
観た事」と俺は言って回収してもらった。
舞台上で盛り上がるカーテンコール。
帰り道、とある演劇関係者と会話する。
「ちょっとつらかったですね」
「ちょっとじゃなくてかなりですね」


観劇した2人で居酒屋で酒を浴びるように飲んだ。