超歌劇団が抱える問題点

「チョウシ之助」の稽古中、
自分の芝居?演技?は大丈夫か
ビクビクしながらやっている。
当然、そんな心情は微塵も見せる
事なく、精一杯やってる。
掴めないなら掴めないなりに、で、
「それならいい、それで」
ホッとする瞬間だ。毎回、一言一句
「失敗は許されない」という
プレッシャーと戦っている。


先日の超歌劇団の撮影で、一人が
転んでしまった。この時に転んだ
役者はすっと立ち上がり、自分の
身を案じていた。何回かやっていて
その時も転ばないよう、足元を確認
しながら、やられた後も足元を確認
しながらだった。斬りかかるシーンも
タイミングを計り、立ち位置が逆に
なったからといって無理に定位置に
戻る。「タイミングをはかるな」
「位置など気にするな」っていう
事は言った。結局は一生懸命やって
ないんだ、ただ段取りを踏んでる
だけなんだ。面白い事やろうっていう
気になってない。いつからこんなん
になってしまったのだろう。
一生懸命すらやってない。
だから、力一杯全力でやらせよう。
それに
「やりたい事は全部俺がやる」