苦渋の決断

公演の延期を決定した。いろんな葛藤は当然ある。
こんな時だからこそお笑いを・・・という意見もある。たしかにそうだ。
お笑い劇団がお笑いをやらないで何がお笑いだと・・・。
自分たちから元気を発祥していけばいいのかもしれないが、何かが違う気がする。
仙台まで出向き、無料で公演を行うぐらいすればいいのか?
自分たちが芝居をやっていられるのには、世間が平和だからというのが
前提にある。今こうして食べ寝て生活出来る事、当たり前な事を幸せに感じる。
その幸せが東北地震を見ているとすごい違和感を感じる。
ただ、お笑い劇団としてお笑いに対する思いは消えない。おもしろい物を作ろうと
いう意思はまちがいなく強い。
「2011関ヶ原の合戦」くだらなすぎて面白いだけに・・・単発で書いた作品だが
今まで書いた中では最高。とはいえあまりにもくだらないしふざけきってる。
静岡祭りが開催されたとしても、あの内容でいけるかどうか・・・。


公演延期には地震の影響があるが、何かそれだけではない気がする。
何かある。その何かはわからないが、何かがひっかかる。
その引っかかる物が何かわかればいいのだが・・・。
なんにせよ、何かがある事は間違いない。
つまりは延期にしてよかったという事だ。何かがある?何かが起こる?